はじめに
ナレッジグラフ(知識グラフ)とは、さまざまな知識を体系的に連結し、グラフ構造で表した知識のネットワークです。
生成AIを活用した検索において、検索精度を向上させる技術としてナレッジグラフは再注目されていると言っていいでしょう。
そんなナレッジグラフをNeo4jで環境構築し、Cypherクエリを実行してみるところまでやってみたいと思います。
Neo4jアカウント作成
今回は、Neo4jのAuraDB Freeプランを使用してハンズオンしていきます。
下記のリンクで、「Start Free」をクリックします。
Fully Managed Graph Database Service | Neo4j AuraDB
メールアドレス・パスワードのみで簡単に会員登録ができます。メールアドレスに届く認証メールのボタンをクリックすると会員登録が完了です。
(Google認証・SSO認証も使用可能ですので、ご自分に合ったものを選択しましょう。)
AuraDBインスタンス作成
会員登録が完了したら利用規約に同意し、無料プランを選択しましょう。
数分待つとインスタンスが作成されます!
インスタンスが作成できたら「Open」で開きます。
Terms and ConditionsをAcceptし、インスタンスへconnectするとクエリ実行画面が表示されます!
ナレッジグラフのデータ作成(Cypherクエリ実行)
さっそくクエリを実行してみましょう。
Rosaという人物がドイツのベルリンに2020年から住んでいることを表すデータを追加してみましょう。Cypherクエリは以下の通りです。
CREATE (: Place {city: ‘Berlin’, country: ‘DE’}) <- [:LIVES_IN {since: 2020}] -(:Person {name:’Rosa’})
では、作成したデータを実際に見てみましょう。
QueryタブからExploreタブに移動し、「Show me a graph」を実行してみましょう。
作成したデータを表示することができました!
入門編は以上です。